当協会では、ビルメンテナンス業における労働安全衛生の推進を図るため、毎年2月初旬に関係各社の経営層・安全衛生管理者等を対象とした研修会(労働安全衛生大会)を開催しています。今年度の大会は、令和3年2月8日(月)13時から徳島ビルメンテナンス会館にて、参加者を各社の代表者等1名とするなど、当協会の「新型コロナウイルス感染症への対応」原則に則り、感染防止の徹底を期したうえで、次のとおり実施しました。 1.会長挨拶 菊池健次
2.令和2年 労働災害無事故企業表彰 《 優良賞 》令和2年無事故会員表彰 四国ビル管理 株式会社 株式会社 太洋美装 株式会社 泊洋商事 本州ビル管理 株式会社
《 優秀賞 》平成30年から3年間連続無事故会員表彰 有限会社 サンビ 《 特別優秀賞 》平成28年から5年間連続無事故会員表彰 四国ビルメン 株式会社 このほか、 ・平成26年から令和2年まで7年間無事故の3会員については 10年連続無事故表彰(特別優秀賞)を、 ・平成27年から令和2年まで6年間無事故の1会員については 10年連続無事故表彰(特別優秀賞)を、 ・令和元年、令和2年の2年間無事故の2会員については 3年連続無事故表彰(優秀賞)を、 それぞれ目指していただくため、今回の表彰対象とはなっていません。 3.講 演 『ビルメン業の労働災害発生状況について』 徳島労働局 労働基準部 健康安全課 課長 渡辺敬太 ビルメン業の労働災害の発生状況に焦点を当てた
分かり易く有益な資料を元に、全産業、ビルメン 業(全国、徳島)における発生状況を、年次推移、 事故型別、年齢階層別に諄々と率直にお話しいた だきました。そして、事故別では転落が本県全国 ともほぼ半数を占めること、年齢別では60歳以 上が本県全国ともほぼ6割を占めていることなど を強調され、背景には労働者の高年齢化の進行、 この層の身体機能の低下があることに言及され、 「転倒災害の防止」が重要な部分で高齢層対策につ ながることなど説明され、労災防止の基本対策である「4S活動」や「危険の見える 化」などの実行を勧められた。 4.講 演 『知っておきたいSDGsとビジネス』 リコージャパン株式会社徳島支所 徳島営業部 部長 岡田哲也 SDGsに積極的に取り組み、活用する、これは 当協会の組織を挙げて対応するべき重要課題であ りました。そこで、SDGsについての「先達」であるリコー徳島支店に講演をお願 いしたところ、快くお受けいただきました。 講演は、用意された沢山のわかり易い資料によりつつ、SDGsの基礎を説明いただ き、SDGsは入りやすく、企業活動や地域貢献活動をこの目標とマッチングさせ、 協会や会員企業の社会的評価や存在感、企業イメージの向上に活用できるなど大変実 践的ご説明をいただきました。当協会においても、当面する重要課題として取り組む ことと致します。 5.大会宣言 青年部部会長 長池良文 私たちは、この大会の開催を契機に、会員一丸 となり、安全への意識をより一層高め、安心し て働ける職場環境の実現に向け全力で取り組み、 労働災害の防止と労災保険収支の改善を目指し ます。 6.副会長挨拶 多田英人 ~三好労働安全衛生委員長コメント~会員企業の皆様にご協力をいただき、今年も恒例になりました労働安全衛生大会を開催することができました。今回の大会については、新型感染症の全国的急増の中で、果たして開催ができるのか、開催する場合その運営のあり方はなどと頭を痛めたところですが、皆様のご指導ご支援をいただき開催ができましたこと、大変ありがたく思っています。このような模索を続けていた折、常に頭の中にあったことは、「労災の防止は、当協会の最重要事項」であり、この大会はそのことを改めて考え直す機会とするために是非とも開催にこぎ着けたいということでした。開催できましたこと、改めて、感謝申しあげたいと思います。さて、二つのご講演について少し触れさせていただきます。それぞれの講演のエッセンスについて、上述のとおりですが、渡辺課長の講演では、改めて具体的・客観的資料に基づき、当業界の現状を再確認することができました。いただいたご提言を踏まえ、撲滅に向け会員一同地道に努力してまいります。
次いでSDGsに関する岡田部長様のご講演については、当協会・業界が日々取り組んでいる事柄をより世界レベルでの取り組みに位置づけ、発展のため的確に対応していくことができれば、より望ましい形で課題解決につなげることができる、との認識に至りました。
ということで、今年の大会も沢山勉強することができ、無事終えることができました。これも菊池会長はじめ会員各位、本日講演いただいた講師の皆様のおかげと深く感謝いたしております。引き続き、よろしくご指導下さいますようお願いいたします。 【新型コロナウイルス感染症への対応】 ・マスクの着用 ・体調等確認 ・検温実施 ・手指消毒徹底 ・十分な換気 ・座席間隔確保 ・講師パテーション設置❖過去の実施状況は次の通りです❖ 平成27年度・平成28年度・平成29年度・平成30年度・令和元年度
この研修会は、 建築物衛生法に基づく「建築物清掃業(1号登録)」と「建築物環境衛生総合管理業(8号登録)」の登録の要件の一つとして作業従事者が受講することを求められている研修で、厚生労働大臣から研修機関の登録を受けた当協会が開催するものです。清掃作業従事者研修は、毎年、徳島市ほか3会場で前期・後期の2回(延べ14回)、従事者の技術の向上などを目指して行っています。着実に業務の品質の維持向上や労働災害の防止を図っていくために、地味ですが大変重要な研修です。(このほかに、建築物衛生法に基づく同様の研修として、「貯水槽清掃作業従事者研修(5号)」と「防除作業従事者研修(7号)」を行っています。)詳しくは、こちらをご覧ください。 → 「建築物衛生法とは」 《一口メモ》建築物衛生法における登録制度ビルメンテナンス業の基本となる法律に「建築物衛生法」があります。この法律は、百貨店などの多数の人々が利用・使用する建物の衛生的環境を確保するための骨組みを定めています。この骨組みの重要な柱として「事業者登録制度」が設けられています。建物の維持管理を行う専門事業者は、8つの事業分野ごとに、法令の定める人的・物的・その他の基準を満たしているときは、都道府県知事の登録を受けることができます。登録事業者は、この基準を遵守することを通じて、関係する建物の衛生・美観・快適性などを確保する役割を担います。【開催日程】 令和2年11月10日(火)~14日(土) 徳島ビルメンテナンス会館 12日(木) 阿部商事㈱ 25日(水) 鳴門・大塚スポーツパーク アミノバリューホール 12月 1日(火) 阿南市商工業振興センター 《基礎コース》「清掃作業従事者研修用テキストⅠ」第1章~第5章 《応用コース》「清掃作業従事者研修用テキストⅡ」第1章~第6章 【新型コロナウイルス感染症への対応】 ・マスクの着用 ・体調等確認 ・検温実施 ・手指消毒徹底 ・十分な換気 ・座席間隔確保 ・講師パテーション設置 ・長池裕司講師コメント今回の従事者研修では、「清掃の目的と従事者の心得」を担当させていただきました。清掃作業に従事する者にとって、清掃の知識・技術・技能は、作業レベルを考慮する上で非常に重要な要素となります。しかしながら、顧客に「快適な環境を提供・演出する」ためには、何よりも従事する「人」が最も重要な品質に成り得ます。この度の研修では、挨拶の大切さやマナーについて社会人として当たり前のことが当たり前に出来ていない今の世の中に風化されることがないように、皆さんと会話を交えながら考えてまいりました。今回の研修が、皆さんのサービス精神向上にお役に立てれば幸いです。
この研修会は、 建築物衛生法に基づく「建築物飲料水貯水槽清掃業(5号)」の登録の要件の一つとして作業従事者が受講することを求められている研修で、厚生労働大臣から研修機関の登録を受けた当協会が開催するものです。着実に業務の品質の維持向上や労働災害の防止を図っていくために、地味ですが大変重要な研修で、毎年1回当会館で行っています。(このほかに、建築物衛生法に基づく同様の研修として、「清掃作業従事者研修(1号・8号)」と「建築物ねずみ昆虫等防除業(7号)」を行っています。)詳しくは、こちらをご覧ください。 → 「建築物衛生法とは」 《一口メモ》建築物衛生法における登録制度ビルメンテナンス業の基本となる法律に「建築物衛生法」があります。この法律は、百貨店などの多数の人々が利用・使用する建物の衛生的環境を確保するための骨組みを定めています。この骨組みの重要な柱として「事業者登録制度」が設けられています。建物の維持管理を行う専門事業者は、8つの事業分野ごとに、法令の定める人的・物的・その他の基準を満たしているときは、都道府県知事の登録を受けることができます。登録事業者は、この基準を遵守することを通じて、関係する建物の衛生・美観・快適性などを確保する役割を担います。【開催日程】令和2年2月17日(月) 徳島ビルメンテナンス会館 2階会議室【講 義】『新版・貯水槽清掃作業従事者研修用テキスト』第1章 〈講 師〉 徳島県危機管理部 消費者くらし安全局 安全衛生課 日 野 幸 二 課長補佐 『新版・貯水槽清掃作業従事者研修用テキスト』第2章~第7章・小出講師コメント貯水槽清掃作業というお仕事は、各建物においてその殆どが年に1度の作業であります。この研修会では、その貴重な清掃の機会をより有意義なものとするため、清掃方法は勿論のこと関係法令や周辺設備機器など、普段の作業時には意識することの少ない分野なども学んで頂ければと考えております。→平成30年度 貯水槽清掃作業従事者研修会へ
当協会では、ビルメンテナンス業における労働安全衛生の推進を図るため、関係各社の経営層・安全衛生管理者等を対象とした研修会(労働安全衛生大会)を毎年開催しています。今年度の大会は、令和2年2月3日(月)13時から徳島ビルメンテナンス会館で、次のとおり実施しました。 1.会長挨拶 菊池健次 2.令和元年 労働災害無事故企業表彰 《優良賞》令和元年無事故会員表彰 有限会社 阿波ビル管理 鳴門美装 株式会社 《特別優秀賞》平成27年から5年間連続無事故会員表彰 株式会社 四国総合ビルサービス このほか、 ・平成26年から令和元年まで6年間無事故の3会員については 10年連続無事故表彰(特別優秀賞)を、 ・平成28年から令和元年まで4年間無事故の1会員については 5年連続無事故表彰(特別優秀賞)を、 ・平成30年、令和元年の2年間無事故の1会員については 3年連続無事故表彰(優秀賞)を、 それぞれ目指していただくため、今回の表彰対象とはなっていません。 3.講 演 『ビルメン業で働く労働者の安全の確保のために』 徳島労働局 労働基準部 健康安全課 課長 三木洋一 この大会には、今回を含め3回続けてご講演を いただきました。今回も詳細で分りやすい資料 に基づき、まず、労働災害の発生状況を諄々と解説されました。 具体的には「転倒」「動作の反動・無理な動作」で事故原因の大半を占めること、 年齢50歳以上の事故者が6割を超えること、冬場に事故が多いこと、死亡事故 としては高所からの墜落が多いことなどを挙げられ、これらの事例から学ぶなど して必要な防止対策をとり少しでも事故を減少させる必要があること、関連する 法令の確認が重要であることなどに言及されました。 更に、高齢者の労働災害を防止するためのガイドラインが今年度中に策定される ことにも触れられ、最後に、昨年は例年に比して労働災害が多いことを踏まえ徹 底した防止対策をとるよう文書にて要請をしているので、これに則り、適切に対 応してほしい旨求められた。 4.講 演 『特別な支援を必要とする方への理解と支援』 徳島県立総合教育センター特別支援・相談課 特別支援担当 指導主事 松本美千代 当協会は、徳島ビルメンテナンス協同組合と一 体となって、県、教育委員会等多くの皆様と連 携し、相互に良きパートナーとして、障がい者就労支援事業を進めています。 このため、この大会においても過去3回相応しいテーマで講演をお願いしています。 今回は、日頃より連携活動を重ねている総合教育センター(特別支援・相談課) の松本指導主事に講師をお願いしました。 松本講師は、まず、発達障がい(学習障がい、注意欠陥多動性障がい、自閉症、 アスペルガー障がい)の特質、その方々の困難とこれを受けての支援のあり方に ついてポイントを押さえた説明をされ、これを受け、発達障がいのある方々への 対応の基本、具体的配慮の例などに言及されました。長年の学校現場等での様々 な経験がベースになっているだけに、わかり安く説得力のあるご説明でした。 最後に「皆様のご理解の一助となれば、とてもうれしく思います」と閉められま したが、「一助」以上のものをいただいたと受け止めております。 5.講 演 『改正道路交通法等について』 徳島県警察本部交通部 交通企画課 交通安全教育隊係長 松本雅宣 『安全に自転車を運転するために』 徳島県警察本部交通部 交通企画課 交通安全教育係長 福岡良香 今回、警察本部交通企画課から松本係長、福岡係長に講演をお願いしました。 これは、労災(通勤災害)の防止のためにも是非必要と考えたからです。 最初に松本様からは、長年交通業務に従事してきた経験――今なお頭を離れない 悲しい事故も含め――を下に、「難しいことは苦手で話しません」などと発言し ながら「われ窓理論」や「ダッチリーチ」など難しいことを交通事故減らすべく、 分かりやすく具体的に、笑いを誘いながらお話しいただきました。途中、参加者 に質問を投げかけ、正解者にはご褒美グッズ(反射タスキ)をいただけるなど、 楽しく勉強できました。 最後に、事故は注意や努力や工夫でゼロに持っていける、とのメッセージを残さ れました。 次いで、福岡様からは、丹念に編纂されたパワーポイントの資料によりつつ、自 転車の道路交通法上の位置付け、これに基づき、車道での運転の基本事項、重大 事故を避けるための留意点、歩道運転での意外と知られていない注意事項等を説 明いただきました。大変参考になりました。
6.大会宣言 青年部部会長 長池良文 私たちは、この大会の開催を契機に、会員一丸となり、安全への意識をより一層 高め、安心して働ける職場環境の実現に向け全力で取り組み、労働災害の防止と 労災保険収支の改善を目指します。 7.副会長挨拶 多田英人~三好労働安全衛生委員長コメント~会員企業の皆様にご協力をいただき、今年も恒例になりました労働安全衛生大会を開催することができました。担当委員長としては、もとより微力で、何ほどのことができたかと自問自答することも少なくないのですが、皆様のご指導ご支援をいただきながら、この大会の企画運営に取り組んでまいりました。その際、念頭に置いていたことは「労災の防止は、当協会の最重要事項」で、この大会は改めてそのことを考え直す機会とするためにあるべき、ということでした。基本と言えば基本、当然といえば当然のことでありますが。ところが、残念なことに、昨年(令和元年)は通年より多くの労働災害の発生があり、徳島労働局長より、労働災害の防止対策を徹底するよう、文書要請がありました。指示項目としては「労働災害の分析とこれを踏まえた対策の実施」「高年齢労働者に配慮した労働災害の防止対策の実施」などであり、担当委員長として協会組織の基本的課題として重く受け止め、会員一体となって地道にできるところから取り組んで参ることと致します。三木健康安全課長始め徳島労働局の皆様には、ひきつづきご指導ご支援をお願いいたします。次に、講演について少し触れさせていただきます。それぞれのご講演のエッセンスについては、上述のとおりですが、皆様大変お忙しいところお越しいただいたにもかかわらず、大会運営上止むを得ず、深く広い内容に相応しい講演時間をとることができず、大変失礼致しております。ただ、限られた時間ではあるものの講師の皆様のこれだけはと訴えたいという思いが伝わってくる講演で、参加者一同それぞれ得るところが多かったのではないかと思います。講師の皆様に、担当委員長として改めてお礼を申し上げたいと存じます。今後とも、連携、ご支援ご指導の程、よろしくお願い申しあげます。最後に、長池青年部長の音頭で、反省課題を念頭に、参加者全員が労働災害の防止を目指し、大会宣言を行いました。このような次第で、今年も活気と実りのある大会となりました。これも、菊池会長始めこの大会に関係した多くの皆様のおかげと深く感謝しております。今後とも、ない知恵を絞り、工夫しながらこの大会の企画運営に努めて参ります。ご支援のほど、よろしくお願いします。❖過去の実施状況は次の通りです❖ 平成27年度・平成28年度・平成29年度・平成30年度
大規模災害への対応に積極的に取り組んでいる静岡県協会の杉本副会長からご案内をいただき、静岡市で開催された避難所運営研修(宿泊研修)を見学いたしました。当協会は、現在、県と締結した大規模災害支援協定に基づく避難所の清掃・消毒などの衛生管理を的確に行なえるよう取り組みを進めており、今回の研修で先進的事例に触れることができるなど大変勉強になりました。<概 要>ア 日時・場所 ・令和元年11月8日(金)及び9日(土) ・静岡市立葵学校体育館イ 研修プログラム(講演など) ・11月8日(金)「避難所の安全確認」 「避難所のトイレ対策」ほか3プログラム ・11月9日(土)「避難所の衛生管理」 講師:静岡県ビルメンテナンス協会 杉本晃副会長 ほか2プログラム
〈プログラム〉 〈配布資料・パンフレットなど〉
この研修は、静岡県が各市町における災害時の避難所運営の核となるべき人材を育成するため、県・市町職員及び自主防災組織代表者等を対象として開催したものです。 研修は、次の3部構成となっています。 4月 キックオフ講演会(2日) 6月 座学研修(2日) 今回 宿泊研修(1泊2日)
ウ 当協会の見学者 菊池会長 長池常務理事 古田青年部顧問 ~訓練に参加して 長池常務理事~静岡県で行われた県主催の防災訓練に参加しました。この度の訓練は避難場所の運営等の宿泊訓練で参加者も主に市町村の役所の担当職員の方々でした。私も知らなかった事ですが県下にある避難所の運営管理は基本的には所在地の市町村となるみたいで、今回はその統一性を図るべく静岡県の呼びかけで行われたそうです。その訓練で静岡ビルメンテナンス協会は避難所の衛生管理の講師として招かれました。我々はそのオブザーバーとして参加させていただいた次第です。この訓練でまず初めに驚かされたのは参加者の意識の高さです。どなたも真剣に各講義に取り組み、質疑応答の時間では時間が足りないくらいに盛り上がりました。内容も興味深い物ばかりで、細かなことまでは記しませんがより実用的で現場に役に立つ訓練だと感じました。この訓練を経てすでに静岡ビルメンテナンス協会は静岡県下の市町村からの講師依頼があるみたいです。この度の訓練は徳島県にとってまた徳島ビルメンテナンス協会にとって非常に有意義であったといえます。今後の課題としては徳島県で上記のような訓練が行われた時にはそのお手伝いができるように協会講師のスキルアップに努めてまいりたいと考えております。◎関連資料月刊ビルメン2019.9月号掲載特集1『緊急座談会 大規模災害におけるビルメンテナンスの役割とは?』
この研修会は、 建築物衛生法に基づく「建築物清掃業(1号登録)」と「建築物環境衛生総合管理業(8号登録)」の登録の要件の一つとして作業従事者が受講することを求められている研修で、厚生労働大臣から研修機関の登録を受けた当協会が開催するものです。清掃作業従事者研修は、毎年、徳島市ほか3会場で前期・後期の2回(延べ14回)、従事者の技術の向上などを目指して行っています。着実に業務の品質の維持向上や労働災害の防止を図っていくために、地味ですが大変重要な研修です。(このほかに、建築物衛生法に基づく同様の研修として、「貯水槽清掃作業従事者研修(5号)」と「防除作業従事者研修(7号)」を行っています。)詳しくは、こちらをご覧ください。 → 「建築物衛生法とは」 《一口メモ》建築物衛生法における登録制度ビルメンテナンス業の基本となる法律に「建築物衛生法」があります。この法律は、百貨店などの多数の人々が利用・使用する建物の衛生的環境を確保するための骨組みを定めています。この骨組みの重要な柱として「事業者登録制度」が設けられています。建物の維持管理を行う専門事業者は、8つの事業分野ごとに、法令の定める人的・物的・その他の基準を満たしているときは、都道府県知事の登録を受けることができます。登録事業者は、この基準を遵守することを通じて、関係する建物の衛生・美観・快適性などを確保する役割を担います。【開催日程】 令和元年7月 4日(木) 阿部商事㈱ 9日(火) 阿南市商工業振興センター 10日(水)・11日(木)・13日(土)・16日(火) 徳島ビルメンテナンス会館 19日(金) 鳴門・大塚スポーツパーク アミノバリューホール 《基礎コース》「清掃作業従事者研修用テキストⅠ」第1章~第6章 《応用コース》「清掃作業従事者研修用テキストⅡ」第1章~第5章 ・曽我部講師コメント・清掃作業従事者研修とは、登録事業者が建築物衛生法に定めた維持管理基準の実現に必要な技術や資質の向上を満たすため、従事者に対して行う教育研修をいいます。当協会では厚生労働大臣の指定を受けた研修機関として定期的に従事者研修を実施してまいりました。個々の事業者単独では困難な研修も講習を受けた講師が適切な知識・技能を作業従事者に指導しております。今回、私は建築物清掃を中心とした関係法令について研修を行いました。昼からの研修は午前中の仕事を終えられたみなさんにとっては眠気との戦いで、非常に辛かったと思います。今後も、各社のご努力で積極的に研修に参加していただき技術や資質の向上に努めてください。ありがとうございました。
この大会は、来る11月14日(木)に東京都で開催される「第16回全国ビルクリーニング技能競技会」における四国地区の代表選手を選出するための競技会です。選出されて代表選手となるためには、清掃業務に関する ・高い技能 ・豊富な経験 ・優れた取り組み姿勢等、従事者の手本となるレベルが求められています。このため、この大会は、四国地区の清掃作業従事者の最高レベルの方々が全国大会への出場、ひいては全国No.1をかけて競い合う大会といえます。≪大会の概要≫ 期 日 令和元年6月20日(木) 場 所 徳島ビルメンテナンス会館 出場者 香川 中原 尚幸 ハウス美装工業㈱ ・・・代表選手 愛媛 武田 晃 ㈱イナミコーポレーション ・・・代表選手 奥家 敬史 ㈱イナミコーポレーション 〚 前回(H29.11.16 於いて東京)全国大会出場者コメント 〗
ビルクリーニング技能競技会四国地区予選を勝ち抜き、全国大会へのご出場おめでとうございます。本番という晴れ舞台で、日頃職場で身につけた技術と練習の成果を悔いなく発揮できるよう心から応援しています。また、送り出してもらった会社の皆さんやこれから本番までお世話になる方々への感謝の気持ちは、忘れないようにしてほしいと思います。最後に、入賞はできませんでしたが、前回出場者の私から一言だけアドバイスさせて下さい。「緊張すると思いますが、その場の空気に飲まれず 楽しんで頑張って下さい。 フレーフレー中原! フレーフレー武田!」 ㈲サンビ 三好保奈美氏
<一口メモ>清掃作業の品質の維持向上や専門性の発揮というビルメンテナンス業の基本の部分は、作業に従事する皆さんが担っています。このため、当協会としても従事者の皆さんの業務能力の向上に連なる「清掃作業従事者研修」や「技能競技会」などには、地道ではありますが、組織をあげて取り組むこととしています。
当協会では、ビルメンテナンス業における労働安全衛生の推進をはかるため、関係各社の経営層・安全衛生管理者等を対象とした研修会(労働安全衛生大会)を毎年開催しています。今年度の大会は、平成31年2月6日(水)13時から徳島ビルメンテナンス会館で、次のとおり実施しました。 1.会長挨拶 菊池健次 2.平成30年 労働災害無事故企業表彰 ・優良賞 平成30年無事故会員表彰 ・優秀賞 平成28年から3年間連続無事故会員表彰 ・特別優秀賞 平成26年から5年間連続無事故会員表彰 《 優良賞 》 有限会社 サンビ 四国ビル管理 株式会社 株式会社 太洋美装 泊洋商事 株式会社 《 優秀賞 》 四国ビルメン 株式会社 《 特別優秀賞 》 ナカヤマ美装 株式会社 株式会社 ハクビ 森本清掃 このほか、平成27年から30年まで4年間連続無事故の1会員、 平成29・30年の2年間連続無事故の2会員については、 それぞれ特別優秀賞(5年間連続無事故)、優秀賞(3年間連続無事故)を目指し ていただくため、今回の表彰対象とはなっていません。 3.講 演 ビルメン業で働く労働者の安全の確保のために ( 資料① 、 資料② ) 徳島労働局 労働基準部 健康安全課 課長 三木洋一 昨年の大会に続き、今回もご講演をいただきま した。詳細でわかりやすい資料に基づき、まず 労働災害の発生状況を諄々と解説されました。 具体的には「転倒」「動作の反動・無理な動作」「墜落転倒」で事故原因の半数 以上を占めること、年齢50歳以上の事故者が7割を超えること、冬場に事故が 多いこと等をあげ、これらを少しでも減少させる必要があること、死亡事故とし ては高所からの墜落が多く、これに対応するための法令の確認と改正の動向を説 明されました。 4.講 演 はたらく くらし (資料① 、 資料② ) 社会福祉法人 愛育会 就労支援ワーカー 佐野和明 現在人手不足状態で、今後もこの傾向は続く。 このような状況の中にあって、障がい者の雇用 を的確に行える企業が、10年後、50年後には伸びていく、これが講師の見解。 そして、現在の障がい者の「はたらく くらし」の支援システムが従来とは大き く変わっていること、を紹介され、これを踏まえ、企業として障がい者雇用に取 り組んでいくことを提案された。この説明に当たっては、わかりやすくまとめら れた資料によりつつ、随時サービス利用者との会話の中からポイントを引き出す など、大変勉強になりました。 5.講 演 笑いと健康 真言宗御室派 願成寺 住職 大西智城 演題のとおり、「笑いに始まり、笑いに終わる」 しかも腹から笑っているうちに、講演時間は終 わりを迎えました。ユーモアに大切な教えが鏤 められた講演でした。 その主な内容を、ごくかいつまんで箇条書き風にご紹介します。 (編集室の力不足のため、香りが消え、無味乾燥な内容となってしまいました。)
ア 人生に機微などを表した川柳などの紹介 例えば ・飲み代が酒から薬に変わる年 ・18歳では「何も知らない」、81歳では「なにも覚えていない」 イ 立江寺にて修業していた中学生の頃、住職から生涯に及ぶ教えを受けたこと。
幸せは、辛抱の後に。 <辛抱の「辛」に 「一」 を加えると 「幸」となる。>
ウ 昔から「笑う門には福来たる」と言うが、智城さんの考えでは「笑う顔に福 来たる」が正しい。笑いには「新陳代謝が良くなる」「免疫機能が向上する」 など健康面から見ても大切な効用がある。 エ 行き詰まったときには、逆転の発想を。頭の悪いのは、不幸なことか。 オ 「障がい者、健常者、老若男女」がすむ共生の社会では、お互いに支え合い、 相手を思いやることが大切。これらの事などを、ユーモアを交え、面白い創 作話などを語りながら、お話をしていただきました。
もう少し詳しくはこちら→『笑いと健康』 6.大会宣言 青年部部会長 古田譲二 私たちは、この大会の開催を契機に、会員一丸となり、安全への意識をより高め、 安心して働ける職場環境の実現に向け全力で取り組み、労働災害の防止と労災保 険収支の改善を目指します。 7.副会長挨拶 多田英人 ~三好労働安全衛生委員長コメント~会員企業の皆様にご協力をいただき、今年も恒例になりました労働安全衛生大会を開催することができました。担当委員長としては、もとより微力で、何ほどのことができたかと自問自答することも少なくないのですが、皆様のご指導ご支援をいただきながら、この大会の企画運営に取り組んでまいりました。その際念頭に置いていたことは、「労災の防止は、当協会の最重要事項」で、この大会は改めてそのことを考え直す機会とするためにあるべき、ということでした。当然と言えば当然、基本と言えば基本のことですが。そのための取り組みの一つとして、平成26年から始めた無事故企業表彰制度が有ります。今年で5年目を迎え、5年間無事故であった3会員を特別優秀企業として表彰することができました。会員の皆様のご意見をお聞きしながら創設したこの制度が早5年目を迎えたのかとの思いと、5年間無事故であった会員への敬意が入り交じり、個人的な話で申し訳ありませんが、少しばかり感慨がわいてきました。表彰に続く講演の部の内容ですが、これにはいつも頭を悩ましておりました。今回も菊池会長にご意見をいただき、従来と少し趣を変えてみました。まず、障がい者雇用に関しては、現場で就労支援に積極的に取り組んでいる愛育会から佐野講師を迎え、障がい者雇用の取組みの現状・推進の方式をご説明願いました。現在の就労支援のあり方(演題を「はたらく くらし」とした趣旨)がよくわかり、関係者の皆さんの熱意と工夫の程が伝わってきました。そして、当協会・組合との共通の課題意識があることも理解できました。これを機会に、今後、相互にパートナーとして、意見情報交換を進めていくことが是非必要と思います。愛育会の皆様、よろしくお願いします。ついで、宗教関係の方に講演(講話)お願いすることにしました。快諾いただいた智城住職から、健康や生き方を考えるお話(講話)をしていただきましたが、大変新鮮でした。仏様の教えをユーモアと笑いで包んだ伝道師(漫談師)、そんな感じで受け止めました。智城講話が、協会運営に、そして会員のみなさんの生活に、いつかどこかで役にたちそうに思えました。智城さん、ありがとうございました。このような次第で、今年も活気と実りのある大会となりました。これも、菊池会長始めこの大会に関係した多くの皆様のおかげと深く感謝しております。今後とも、知恵を絞り、工夫しながらこの大会の企画運営に努めてまいります。ご支援のほど、よろしくお願いします。❖過去の実施状況は次の通りです❖ 平成27年度・平成28年度・平成29年度
この研修会は、 建築物衛生法に基づく「建築物清掃業(1号登録)」と「建築物環境衛生総合管理業(8号登録)」の登録の要件の一つとして作業従事者が受講することを求められている研修で、厚生労働大臣から研修機関の登録を受けた当協会が開催するものです。清掃作業従事者研修は、毎年、徳島市ほか3会場で前期・後期の2回(延べ14回)、従事者の技術の向上などを目指して行っています。着実に業務の品質の維持向上や労働災害の防止を図っていくために、地味ですが大変重要な研修です。(このほかに、建築物衛生法に基づく同様の研修として、「貯水槽清掃作業従事者研修(5号)」と「防除作業従事者研修(7号)」を行っています。)詳しくは、こちらをご覧ください。 → 「建築物衛生法とは」 《一口メモ》建築物衛生法における登録制度ビルメンテナンス業の基本となる法律に「建築物衛生法」があります。この法律は、百貨店などの多数の人々が利用・使用する建物の衛生的環境を確保するための骨組みを定めています。この骨組みの重要な柱として「事業者登録制度」が設けられています。建物の維持管理を行う専門事業者は、8つの事業分野ごとに、法令の定める人的・物的・その他の基準を満たしているときは、都道府県知事の登録を受けることができます。登録事業者は、この基準を遵守することを通じて、関係する建物の衛生・美観・快適性などを確保する役割を担います。【開催日程】平成30年7月31日(火) 阿南市商工業振興センター 8月 2日(木) 阿部商事㈱ 8月 1日(水)~4(土) 徳島ビルメンテナンス会館 6日(月) 鳴門・大塚スポーツパーク アミノバリューホール 《基礎コース》「清掃作業従事者研修用テキストⅠ」第1章~第6章 《応用コース》「清掃作業従事者研修用テキストⅡ」第1章~第5章 ・古田講師コメント『平成30年度 前期清掃作業従事者研修会 鳴門会場にて』 今年も例年通り鳴門で前期従事者研修会が開催されました。会場は毎度おなじみの大塚スポーツパーク内アミノバリューホールです。連日猛暑が続き、この日も暑い中、従事者のみなさんは汗を拭いながら会場まで足を運んでくれました。今年の鳴門会場のカリキュラムは応用コースです。基礎コースよりも少し入り込んだ内容になっています。テキストⅡとDVDを使用して、前半は大森講師に担当していただき、後半は私が担当させていただきました。鳴門会場では応用コースは久しぶりでしたが、みなさん興味深く、熱心に受講してくれました。これでまた一つレベルアップです。お疲れ様でした。
当協会では、ビルメンテナンス業における労働安全衛生の推進をはかるため、関係各社の経営層・安全衛生管理者等を対象とした研修会(労働安全衛生大会)を毎年開催しています。今年度の大会は、平成30年2月7日(水)13時から徳島ビルメンテナンス会館で、次のとおり実施しました。 1.会長挨拶 菊池健次 2.平成29年 労働災害無事故企業表 ・優良賞 平成29年無事故会員表彰 ・優秀賞 平成27年から3年間連続無事故会員表彰 《 優良賞 》 太平ビルサービス㈱徳島営業所 本州ビル管理 株式会社 《 優秀賞 》 株式会社 四国総合ビルサービス 株式会社 ティビィケイ このほか、平成26年から29年まで4年間連続無事故の3会員、 平成28・29年の2年間連続無事故の4会員については、 それぞれ特別優秀賞(5年間連続無事故)、優秀賞(3年間連続無事故)を目指し ていただくため、今回の表彰対象とはなっていません。 3.講 演 ビルメン業で働く労働者の安全の確保のために 徳島労働局 労働基準部 健康安全課 課長 三木洋一 詳細でわかりやすい資料に基づき、まず労働災 害の発生状況を解説され、次いでその多くの割 合を占める「転倒」と「墜落・転落」に絞り、典型的な発生原因と対策について諄々 とご説明いただき、最後にまとめとして、「経営トップによる安全衛生方針の表明」 など6つの取組みを要請されました。 4.講 演 損害保険から見たビルメン事故・事例 しも川損害保険事務所 代表 下川 武 現実に発生した事故の状況・支払金額等を具体 的に示した資料によりながら、注意点や対応策 などをご説明いただき、長年の実務経験から 「ビルメン事故の大半は、ちょっとしたミスで発生しており、従業員間での打合わ せを丁寧に行うなどちょっとした手間をかけることによって改善が可能」との助言 をいただきました。 5.講 演 障がいのある人と一緒に働く ~障がい理解と雇用事例について~ 徳島県立総合教育センター特別支援・相談課 課長 橋本敦子 講演のためのレジメによりながら、障がいの種 別ごとに、その特性・困難・配慮の項目に分け、わかりやすく丁寧にご説明いただ き、続いて雇用に当たっての大切な点について、 例えば 本人は働くために努力をします。 しかし、障害によりどうしてもできることとできないことがあります。 本人が努力しても難しいことに対しては適切なサポートが必要です。
などと訴えられました。 最後に、当協会との日頃からの緊密で実りの多い連携協力に謝意を述べられ、今後 も「障がいのある人の雇用、社会参加への関心と理解を深め、障害のある人の雇用 に取り組んでいただけるようお願いします。」と結ばれました。 なお、この研修は、「はたらくサポートプロジェクト」(出前講座)を活用致しました。 6.大会宣言 青年部部会長 古田譲二 私たちは、この大会の開催を契機に、会員一丸となり、安全への意識をより高め、 安心して働ける職場環境の実現に向け全力で取り組み、労働災害の防止と労災保 険収支の改善を目指します。 7.副会長挨拶 多田英人 ~三好労働安全衛生委員長コメント~会員企業の皆様にご協力いただき、今年も恒例になりました労働安全衛生大会を開催することができました。今年度の大会も、平成26年度以来実施している「無事故企業表彰」・「講演」・「大会宣言」という3本の柱で実施しました。実施に当たって私を一番悩ませたのは、「講演」の内容をどうしたらよいのか、ということでした。少し具体的にお話しします。講演を3つの構成とし、冒頭は労働局の健康安全課長様より基調講演、これに加えて、当協会が精力的に取り組んでいる障がい者就労支援に関連する講演を総合教育センターの課長様よりいただくこと、この2点については、特に疑問もありませんでした。事実、今年度もすばらしい講演をいただきました。問題は、3つめの特別講演の内容でした。この課題について、菊池会長とも何度か協議し、その結果、ビルメン業の特徴ともいえる事情=「高齢者が多い、就業場所が顧客の施設であり、分散し、かつ、少人数で働く、管理者が複数の作業現場を管理しなければならない」など=の中にあって、保険実務面から長年ビルメン事故対応に取り組んでいる下川さん(賛助会員)に、個々の事例と発生の原因、考えられる対応策などを「実相に迫る」形でお願いすることと致しました。こちらの希望にそう詳細な資料を作成いただき、丹念にご説明いただきました。ありがとうございました。今後も、微力ではありますが頭を悩ましながら、この大会の充実、そしてこれをきっかけに当協会のもっとも基本の課題である労災事故の防止に、地道に問題意識を持って取り組んでいくこととします。❖過去の実施状況は次の通りです❖ 平成27年度・平成28年度
第15回全国ビルクリーニング技能競技会が開催され、全国各地区から選抜された18人の選手が激戦を繰り広げました。当協会関係者としては、三好保奈美選手(有限会社サンビ)が出場し、四国各地から集まった応援団の皆様の熱烈な応援・激励をいただきながら、健闘いたしました。その模様をご報告いたします。《日 時》 平成29年11月16日(木)10時15分から15時30分まで
《場 所》 東京ビッグサイト東6ホール技能競技会場
【月刊ビルメンテナンス12月号より】【競 技】
【応 援】
【表彰式】
❖三好保奈美選手コメント❖ ~全国ビルクリーニング競技会に出場して~平成29年11月16日東京ビックサイトで開催されました第15回全国ビルクリーニング競技会に四国地区代表として出場することができました。出場が決まってからは、午前中は現場に出て、午後から練習という日が 続きました。前回、北海道大会に出場した長池さんや高知の都築さんにもご指導していただき「いざ本番」となりましたが、結果は入賞はできませんでした。くやしい思いもしましたが、たくさんの新しい知合いもでき、なかなかできない経験もさせてもらい徳島協会そして四国地区の皆様には感謝でいっぱいです。最後に今回から始まった応援合戦ですが、この応援のおかげで緊張もほぐれて競技に入ることができました。本当にご協力いただきました方に感謝をしましてお礼とご報告とします。ありがとうございました。関連記事はこちら → 平成29年度ビルクリーニング技能競技会四国地区大会 → 月刊ビルメンテナンス9月号「ビルクリ技能競技会」
~月刊ビルメンテナンス9月号~ ◆特集◆ 「出場選手の素顔に迫る 熱闘!ビルクリ技能競技会」来る11月16日(木)、東京にて「第15回全国ビルクリーニング技能競技会」が開催されます。この競技会は、全国各地の地区予選を突破した18人の代表選手がビルクリーニング技術の日本一を目指し、戦いを繰り広げます。 今月号では、このうち当協会を代表する三好保奈美さん(有限会社サンビ)を含め6人の選手が紹介されています。
三好選手が選出された四国地区大会の様子は、こちらをご覧下さい。→平成29年度ビルクリーニング技能競技会四国地区大会・掲載記事はこちら↓↓↓ 2017年9月号 「出場選手の素顔に迫る 熱闘!ビルクリ競技会」(6ページ) 「初観戦でも楽しめる 全国ビルクリーニング技能競技会ガイド」(7ページ)
この研修会は、 建築物衛生法に基づく「建築物清掃業(1号登録)」と「建築物環境衛生総合管理業(8号登録)」の登録の要件の一つとして作業従事者が受講することを求められている研修で、厚生労働大臣から研修機関の登録を受けた当協会が開催するものです。清掃作業従事者研修は、毎年、徳島市ほか3会場で前期・後期の2回(延べ14回)、従事者の技術の向上などを目指して行っています。着実に業務品質の安定や向上などを図っていくために、地味ですが大変重要な研修です。(このほかに、建築物衛生法に基づく同様の研修として、「貯水槽清掃作業従事者研修(5号)」と「防除作業従事者研修(7号)」を行っています。)詳しくは、こちらをご覧ください。 → 「建築物衛生法とは」 《一口メモ》建築物衛生法における登録制度ビルメンテナンス業の基本となる法律に「建築物衛生法」があります。この法律は、百貨店などの多数の人々が利用・使用する建物の衛生的環境を確保するための骨組みを定めています。この骨組みの重要な柱として「事業者登録制度」が設けられています。建物の維持管理を行う専門事業者は、8つの事業分野ごとに、法令の定める人的・物的・その他の基準を満たしているときは、都道府県知事の登録を受けることができます。登録事業者は、この基準を遵守することを通じて、関係する建物の衛生・美観・快適性などを確保する役割を担います。【開催日程】平成29年7月25日(火) 阿部商事㈱ 27日(木) 阿南市商工業振興センター 8月 2日(水)~5(土) 徳島ビルメンテナンス会館 9日(水) 鳴門・大塚スポーツパーク アミノバリューホール 《基礎コース》「清掃作業従事者研修用テキストⅠ」第1章~第6章 《応用コース》「清掃作業従事者研修用テキストⅡ」第1章~第5章 ・植村講師コメント上記日程にて、平成29年度前期清掃作業従事者研修会《基礎コース》・《応用コース》を開催しました。《基礎コース》では、清掃の目的(何故、清掃が必要なのか)、清掃従事者の心得(服装・マナー・挨拶)と言った基本的な内容を始め、
・今更、上司に質問しにくい!?器具と機械の名称や使い方 ・建築物、什器等の洗浄方法や正しい洗剤の使い方 ・洗剤容器に【まぜるな危険】って明記されてるのに何故、事故が起きるのか
などについて色々な角度からわかりやすく説明させて頂きました。《応用コース》では、建築物清掃を中心とした関係法令や建築物の床(床材の種類)を始め、玄関まわり・ロビー・廊下・階段といった人の往来が激しい場所の清掃方法や注意すべき点について再度確認して頂きました。
この大会は、来る11月16日(木)に東京都で開催される「第15回全国ビルクリーニング技能競技会」における四国地区の代表選手を選出するための競技会です。
選出されて代表選手となるためには、清掃業務に関する
・高い技能
・豊富な経験
・優れた取り組み姿勢
等、従事者の手本となるレベルが求められています。このため、この大会は、四国地区の清掃作業従事者の最高レベルの方々が全国大会への出場、ひいては全国No.1をかけて競い合う大会といえます。≪大会の概要≫
期 日 平成29年6月6日(火)
場 所 徳島ビルメンテナンス会館
出場者 高知 松下 央靖 四国管財㈱
愛媛 岡本 和也 ビューテック四国㈱ ・・・代表選手
香川 長川 由典 オリーブ美家工業㈱
徳島 三好保奈美 ㈲サンビ ・・・代表選手
〚 前回 H27.9.16 於いて札幌 全国大会出場者コメント 〗ビルクリーニング技能競技会四国地区大会へのご出場、おめでとうございます。
現場で身につけた技術と日頃の練習の成果を存分に発揮し、悔いのないよう挑んで下さい。代表に選ばれた選手の皆様には、心からエールを送ります。
私は、あいにく入選を逃してしまいましたが、高知からの四国代表の方は、入選されています。是非、これに続いてほしいと思います。
また、忘れてはならないのが、この競技会は、四国大会・全国大会に出場する選手以上のご苦労、ご努力されている方に支えられているということです。
どうか全国大会では、その方々のお気持ちを励みにし、結果を気にせず、心から楽しんできて下さい。 四国ビルメン㈱ 長池裕司氏
<一口メモ>
清掃作業の品質の維持向上や専門性の発揮というビルメンテナンス業の基本の部分は、作業に従事する皆さんが担っています。このため、当協会としても従事者の皆さんの業務能力の向上に連なる「清掃作業従事者研修」や「技能競技会」などには、地道ではありますが、組織をあげて取り組むこととしています。
「平成28年度協会講師・登録講師(清掃分野)講習会」が開催されました。当協会が毎年度実施している「清掃作業従事者研修会」の講師となるためには、この講習を受講し、認定書証の交付を受けることが必要です。
<講習会の概要等>
主催者 厚生労働大臣指定団体 (公社)全国ビルメンテナンス協会 期 日 平成29年5月8日(月) 場 所 香川県産業頭脳化センター(高松市) 当協会関係受講者 15名(うち2名新規)
阿部吉郎 岡田洋治 飯田貴志 大川 努 大森卓也
長池良文 長池裕司 岩木 章 仲野佳和 前田靖行
曽我部剛 東條陽平 古田譲二 植村浩章 門田真貴
講師認定期間 平成29年度から平成31年度まで
受講資格 次のいずれの条件も満たす者 ・清掃業務実務経験(10年以上) ・一定の専門資格を有する者・岩木講師コメントこのたび、2名の仲間を加え、15名で今後3年間の「清掃作業従事者研修会」の講師を務めさせていただくことになりました。今回の受講を機会に、講師全員で、気持ちを新たにして、意見情報交換等を行い、研鑽に励み、少しでもお役に立つ内容の充実した研修となるよう努力して参ります。そして、この研修を通じて、清掃作業を担当する皆様の現場の業務の品質が少しでも向上できるよう、願っております。なにとぞよろしくお願いします。私どもが担当する研修会などにつきまして、お気づきの点などございましたら、いつでもお申出下さい。貴重なご意見ご提言として、講師仲間で共有し、研究検討させていただきます。ご参考までに、右記の写真は、私が担当した基礎コース研修のワンシーンです。洗剤に含まれる界面活性剤が表面張力を低下させ、水に濡れやすくなる現象について「清水」と「洗剤が希釈された洗浄液」を使って試しています。洗剤の効果を話だけではなく、目の前で試験してみると理解しやすいようです。
清掃作業従事者研修は、毎年、徳島市ほか3会場で前期・後期の2回(延べ14回)、従事者の技術の向上などを目指して行っています。着実に業務の品質の維持向上を図っていくために、地味ですが大変重要な研修です。【開催日程】平成29年1月26日(木) 阿南市商工業振興センター 30日(月) 阿部商事㈱ 2月 9日(木) 鳴門・大塚スポーツパーク アミノバリューホール 15日(水)~18(土) 徳島ビルメンテナンス会館 《基礎コース》ビデオ研修 洗剤の使い方 《応用コース》ビデオ研修 トイレ(洗面所)の清掃 ・長池講師コメント清掃作業従事者研修とは、登録事業者が建築物衛生法に定めた維持管理基準の実現に必要な技術や資質の向上を満たすため、従事者に対して行う教育研修をいいます。当協会では厚生労働大臣の指定を受けた研修機関として定期的に従事者研修を実施してまいりました。個々の事業者単独では困難な研修も講習を受けた講師が適切な知識・技能を作業従事者に指導しております。
今回、私は主に上の写真にもあるようにトイレの清掃作業の研修を行いました。便器の機能また汚れ方、その除去方法まで実際の洗浄機能付き便器を教材として使用しました。私自身は内容の濃いものが出来たと満足していますが、昼からの研修は朝の仕事を終えられたみなさんにとっては非常に眠気との戦いで辛かったと思います。
当協会では、ビルメンテナンス業における労働安全衛生の推進をはかるため、関係各社の経営層・安全衛生管理者等を対象とした研修会(労働安全衛生大会)を毎年開催しています。今年度の大会は、平成29年2月13日(月)13時から徳島ビルメンテナンス会館で、次のとおり実施しました。 1.会長挨拶 菊池健次 2.平成28年 労働災害無事故企業表 ・優良賞 平成28年無事故会員表彰 ・優秀賞 平成26年から3年間連続無事故会員表彰 《 優良賞 》 有限会社 阿波ビル管理 四国ビルメン 株式会社 総合ビル・メンテム 株式会社 株式会社 徳島四国ダイケン 鳴門美装 株式会社 《 優秀賞 》 菊池産業 株式会社 株式会社 ナカヤマ美装 株式会社 ハクビ 株式会社 泊洋商事 森本清掃 このほか、5会員については、昨年度の無事故企業表彰受賞者で、今後3年間連続 無事故表彰(優秀賞)、5年連続無事故(特別優秀賞)を目指していただくため、 今回の表彰の対象とはなっておりません。 3.講 演 労働者の安全と健康の確保について 徳島労働局 労働基準部 健康安全課 課長 松岡和人 昨年の大会に続き、 今回もご講演いただきました。 「働く人の安全と健康の確保は、事業者の責務。 またそれは、働く人だけでなく、家族の願い」。そして取組みに当たっては、 「先取り、予防」がキーワードとなるとして、多くの資料に基づき、労働災害の 現状、国における施策等を長年のご経験に照らし、くわしくご説明いただきました。
4.講 演 障がい者の特性の理解と雇用管理のポイント 徳島県立総合教育センター特別支援・相談課 日頃よりご支援願っている総合教育センター (特別支援・相談課)の中内貴文課長にお願 いし、学校現場等での長年の経験をベースに、 「障害の特性」とその理解の上に立った「雇用管理」について、語りかけるような 口調でわかりやすくご説明いただきました。 なお、この研修は、「はたらくサポートプロジェクト」(出前講座)を活用致しまし た。 5.講 演 働く人のメンタルヘルス 医療法人かわせみ 理事長 杉本順子 メンタルヘルス対策への取組みが課題になっていることから、松岡課長さんとご相 談の上、「徳島産業総合支援センター」にご協力をお願いし、 杉本先生に「働く人のメンタルヘルス」についてご講演いたくことができました。 先生は、時にはユーモアを交えながら、ストレスとメンタルヘルスケアなどについ て医学的見地から易しくご説明下さいました。 6.大会宣言 青年部部会長 古田譲二 私たちは、この大会の開催を契機に、会員一丸となり、安全への意識をより高め、 安心して働ける職場環境の実現に向け全力で取り組み、労働災害の防止と 労災保険収支の改善を目指します。 7.副会長挨拶 多田英人 ~三好労働安全衛生委員長コメント~会員企業の皆様にご協力いただき、今年も恒例になりました労働安全衛生大会を開催することができました。労働安全衛生大会の歴史を少し振り返ってみると、現在のような「無事故企業表彰」・「講演」・「大会宣言」の三本の柱の形をとったのは、平成26年度の大会からのことです。今年度の大会は、表彰の部では、「その年無事故の優良賞」に加えて、今回初めて「平成26年以降3年連続無事故の優秀賞」の表彰も行うことができました。受賞企業の代表者がそれぞれの賞ごとに和気藹々と少し照れながら、集合写真に収まりました。続く講演の部では、労働局の松岡課長様の基調的な講演に加えて、当協会が計画的に取り組んでいる障害者就労支援に関連する項目では総合教育センターの中内課長様、そして現在大切な課題となってる「職場のストレス対策」では杉本先生のご講演と、時間の許す範囲で当協会の現在にふさわしい講演をいただくことができました。締めくくりの大会宣言では、青年部全体で力強く取り組んでいました。このようなことに接しますと、この大会が少しずつではありますが、内容が充実し活気あるものとなってきたことを実感します。これからも、時間の許す限り、内容豊かな大会になるよう、問題意識を持って取り組んでいくことにします。